ステレオムービーメーカーFF
使い方

メニュー

項目 ショートカットキー マウスクリック
ファイル 開く O
左右映像を開く Ctrl+O
VR動画を開く
保存 S
ステレオムービープレーヤFFを開く G
Youtube用3D動画に変換
ビデオ情報
VR動画設定
保存中止 ESC
設定内容の消去
終了する
 
操作 出力サイズ変更 R
回転/鏡像 Ctrl+R
全画面表示ON/OFF Enter
インターレース解除/非解除 D
テキスト追加
ロゴ画像追加
一時停止/再開 P 左クリック
リスタート Ctrl+S 右クリック
コマ送り スペース
シークコントロール表示/非表示 C
 
ステレオ 標準/半幅/倍幅 M
左右入替 X
片側2D画像 0
SBS表示 1
カラーアナグリフ 2
LR/RL表示 3
グレーアナグリフ 4
Duboisアナグリフ 5
ハーフカラーアナグリフ 6
上下並び 7
 
左右調整 左右自動調整 A
左右自動色調整 Ctrl+K
左/右/上/下 矢印キー
調整リセット Home
同期調整(左進め) Ctrl+←
同期調整(右進め) Ctrl+→
SBS映像の同期調整モード W
 
ヘルプ バージョン情報
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ファイル→開く
SBS形式の動画、静止画を開きます。富士フィルムの3Dカメラ(W1/W3)で撮影した3DAVI形式の動画も開けます。
動画は、FFmpeg APIを使っていますので、H265 MP4等、最新の動画形式にも対応しています。
静止画は、Windows Imaging Component(WIC)を使って画像ファイルを開きます。Jpeg,PNG,TIFFはもちろん、拡張機能をインストールすることによりiPhone等でつかわれている.HEICファイルも開けるようになります。
映像表示は、高速処理の為、Direct2Dを使っていますが、こちらの制限により、解像度が約16000ピクセル以上は表示できませんのでご注意下さい。
アプリアイコンにSBSのファイルをドラッグドロップしたり、アプリウィンドウにSBSのファイルをドラッグドロップしてもファイルを開く事ができます。

ファイル→左右映像を開く
左右別々の動画/静止画を開きます。対応形式は、上記と同じです。
基本的には、左を最初に読み込んで下さい。自動調整や表示は、最初の映像が左として処理します。
左右同じ動画を読み込む事もできます。それにより、横移動動画から立体動画を作成したり、SBS動画の左右同期ずれを修正したりできます。
アプリアイコンに左右のファイルをドラッグドロップしたり、アプリウィンドウに左右のファイルをドラッグドロップしてもファイルを開く事ができます。ドロップするときに左側のファイルにマウスカーソルを当ててドロップすると左側として認識されます。

ファイル→VR動画を開く
エクイレクタングラー形式のVR180動画や全天球3D動画(SBSもしくは、T/B)を平面やフィッシュアイに変換して読み込む事ができます(静止画には対応していません)
出力は、平面やフィッシュアイを含めFFMpegの対応している形式から選ぶ事ができます。
また、入力の画角(180や360)、出力の画角も設定できます。

ファイル→保存
表示しているステレオ形式で保存します。
動画は、MP4(H264またはH265)で保存します。ビットレートや動画品質、保存するフレーム(どのフレームからどのフレームまで)を設定できます。
静止画は、Jpeg/BMP/PNG/ICO/GIF/TIFF/WMPに対応し、それぞれ、拡張子により選択されます。Jpegは、画像品質を設定できます。

ファイル→ステレオムービープレーヤFFを開く
現在表示中のメディアファイルを「ステレオムービープレーヤーFF」で開きます。
再生に関しては、「ステレオムービープレーヤーFF」の方が、圧倒的にパフォーマンスが高いですので、作成した動画の確認等にご利用下さい。

ファイル→Youtube用3D動画に変換
選択したファイルをYoutube用の3D動画に変換します。変換された動画はMKV(H264)形式で、[元のファイル名]_youtube.mkvで元動画と同じフォルダに書き出します。

ファイル→ビデオ情報
同梱されている「ffprobe.exe」を使って、表示中の動画情報を取得し、表示します。
直接、ダイアログに動画ファイルをドロップしても、その動画の情報を表示することができます。

ファイル→VR動画設定
VR動画を開くダイアログの設定項目と同じですが、VR動画を開いた後で、出力形式を替えたい等の時にお使い下さい。

ファイル→保存中止
保存を途中で中止します。中止したところまでは、動画保存されますが、音声は、保存されない可能性が高いです。

ファイル→設定内容の消去
各種設定は、レジストリもしくは、ファイル(テキスト、ロゴ情報)に保存されますが、これらの設定を全て削除します。
動作がおかしくなって、原因不明の時は、設定内容を消去して初期状態に戻してお試し下さい。

ファイル→終了する
アプリを終了します。

操作→出力サイズ変更
表示や保存映像の解像度を変更します。
・オリジナル映像サイズにする(動画の初期値)
 元映像の解像度を保持します。左右調整等を行うと画像サイズが小さくなりますが、元画像サイズになるように拡大し、画像中心でトリミングします。
 例えば、元映像がフルHD(1920x1080)の場合、編集しても、出力サイズは、フルHD(1920x1080)のままになります。
・サイズ変更しない(静止画の初期値)
 リサイズやトリミングをしません。左右調整等を行うと、左右の重なる部分のみ使用するため、画像サイズは小さくなります。
 動画の場合は、横幅が8の倍数、縦が2の倍数としないと正常に保存再生できませんので、そこは、トリミングして合わせています。
・カスタムサイズ
 入力した幅、高さに合わせてサイズ変更します。
 入力画像と指定サイズの縦横比(アスペクト比)が合わない場合の処理として以下のオプションから選べます。
 映像の内側をクリップ - 例えば、横長の画像を正方形にする場合、縦の指定サイズに合わせてリサイズしてから、横幅のはみ出す部分をトリミングして正方形にします。
 映像の外側をクリップ - 例えば、横長の画像を正方形にする場合、横の指定サイズに合わせてリサイズし、縦は、上下を黒くして画像を中心に配置する
 アスペクトを無視 - アスペクト比を無視して、指定サイズにする。
カスタムサイズを行う上で、注意としては、入力がハーフSBSの場合、「ステレオ→標準/半幅/倍幅」機能で横幅を倍にして通常表示できますが、カスタムサイズは、元画像に対して行うので、例えば、600x600の正方形にしたい場合は、300x600と設定する必要があります。
・トリミング
 指定したサイズにトリミングします。
 これを選択し、OKボタンを押すと画面上に指定したサイズの四角が表示されるので、それをマウスでドラッグし、トリミングしたい位置に移動し、マウスのボタンを離すとトリミングされます。
 「フリートリミング後、上記のサイズにサイズ変更する」をチェックし、OKボタンを押すと、十字のラインが表示されるので、まず、トリミングの大きさをマウスのドラッグで決めてマウスのボタンを離すと選択したエリアが四角で表示されるので、それをマウスでドラッグし、トリミングしたい位置に移動し、マウスのボタンを離すとトリミングされ指定サイズにリサイズされます。
 やり直したい時は、再度、「操作→出力サイズ変更」を選択し、やり直します。
 なおトリミングサイズは、「フリートリミング後、上記のサイズにサイズ変更する」をチェックしない場合は、元画像サイズ以下になるように指定して下さい。
 また、動画の制限から、横幅が8の倍数、縦が2の倍数にして下さい。

操作→回転/鏡像
入力の左右映像を90/180/270回転させたり、左右/上下鏡像することができます。
リセットボタンを押すと元の状態に戻ります。

操作→全画面表示ON/OFF
全画面表示をONします。通常表示に戻す時は、Enterキーを押して下さい。

操作→インターレース解除/非解除
Sonyやパナソニック、JVC等の3Dビデオカメラでは、インターレス保存されている映像が多いと思います。
インターレース保存は、例えば、30fpsの場合、60fpsで取り込んだ映像を上下の偶数ライン、奇数ラインに分けて保存します。
なので、動きの激しいものを撮影すると、偶数と奇数ラインの時差により、串歯のように見えてしまいます。
インターレースに対応したTV等は、偶数ライン奇数ラインに分けて表示するので、問題ありません。
インターレース解除機能は、各フレームの偶数ラインだけを使って、串歯ノイズがでないように処理しています。Dキーを押す毎に解除/非解除が切り替わりますので、良い方を使って下さい。
インターレース解除時は、タイトルバーに「Deinterlace ON」と表示されます。

操作→テキスト追加
基本的には、ステレオフォトメーカーの「テキスト追加」機能と同じです。
フレーム単位で、複数のテキストを追加できるように機能拡張しています。
フレームの指定は、どのフレームからどのフレームまで表示するかを設定します。最後の表示フレームは、動画フレーム数より大きくすれば、最後まで表示されます。
ひとつのテキストの設定がおわったら「設定追加」ボタンを押すと、次のテキストの設定ができるようになります。
既に設定したテキスト追加設定を変更したい場合は、複数テキストのドロップダウンリストから選択し、設定修正を行います。設定内容は直ぐに反映されます。設定を削除したい場合は、「設定削除」ボタンを押します。「設定全削除」ボタンを押すと、全部の設定を削除します。
全ての設定が終了したら「テキストを表示」ボタンを押すと、設定内容が反映された動画になりますので、確認し、問題あれば、再度「テキスト追加」機能で修正します。
「テキストを非表示」ボタンを押すと、テキストは表示されませんが、設定が消えるわけではありません。
複数入力に対応しましたので、以下の条件で、現在表示している設定を保存します。
・設定追加ボタンを押す。
・複数テキストのドロップダウンリストを切り替える
・テキストを表示を押す。
複数のテキスト設定する場合は、設定保存で、設定内容をテキストファイルに保存し、別途、テキストエディッタで直接、設定変更する方が楽かもしれません。

操作→ロゴ画像追加
基本的には、ステレオフォトメーカーの「ロゴ画像追加」機能と同じです。
複数ロゴ画像に対応しています。使い方は、上記「テキスト追加」と同じです。
複数ロゴに対応しましたので、以下の条件で、現在表示している設定を保存します。
・設定追加ボタンを押す。
・複数ロゴ画像のドロップダウンリストを切り替える
・ロゴ画像を表示を押す。

操作→一時停止/再開
動画の一時停止、再開です。マウスの左クリックを押す毎に停止⇔再開します。

操作→リスタート
動画を最初から再生します。マウスの右クリックでも操作できます。

操作→コマ送り
動画をフレーム単位でコマ送りします。スペースキーを押す毎にコマ送りします。(戻す場合は、後述のシークコントロールで戻して下さい)

操作→シークコントロール表示/非表示
動画を好きな位置にジャンプさせるシークコントロールを表示/非表示を切り替えます。Cキーを押す毎に表示/非表示が切り替わりますので、邪魔な時は消して下さい。
シークコントロール右上のX(閉じる)ボタンを押しても閉じる事ができます。
動画を開くと、自動で開きますので、不要な時は、閉じて下さい。スライダーで自由な位置にジャンプできます。
(MP4等の差分情報で保存するファイルは、キーフレームにしかシークできないので、そこから指定位置までの読み込み処理が必要な為、多少時間がかかります)
先頭ボタンで動画の最初に戻ります。後端ボタンは、後端の少し手前にジャンプします(現状、正確な後端位置がわかりませんw)
保存範囲を指定したい場合は、保存開始位置を決めて、「保存開始フレーム」ボタンを押すと、そのフレームが開始位置として取り込まれます。同様に、保存終了フレームを取り込むとその範囲を保存できるようになります。保存画面に、取り込んだフレーム番号が取り込まれますので、そこで修正することもできます。
全フレーム保存ボタンを押すと、保存開始フレームが0、保存終了フレームが後端フレームにセットされ、フレーム指定保存フラグが解除されます。

ステレオ→標準/半幅/倍幅
表示/保存画像の横幅を入力画像の半分もしくは、倍にします。Mキーを押す毎に、標準→半幅→倍幅が順に切り替わります。
半幅SBSを標準サイズで表示したり、標準サイズの入力を半幅SBSで保存する等に活用下さい。
出力サイズを変更する場合は、ご注意下さい。

ステレオ→左右入替
Xキーを押す毎に左右が入れ替わります。ウィンドウタイトルバーの左に現在の状態が表示されます。入力状態(LR)、入替状態(RL)となります。
画像の入替は表示直前に行われます。自動調整等は、入力映像が左右並びという前提で処理し、左右入替は反映されませんので、ご注意下さい。

ステレオ→片側2D画像
片側の2D画像を表示します。保存も2Dで保存しますので、3D動画→2D動画への変換もできます。2D画像を保存終了すると、左右入替て反対側も保存するか聞いてきますので、はいを選択すると反対側も2D保存できます。つまり3D動画を左右別々の動画として保存することができます。

ステレオ→SBS表示
左右画像をSBSで表示/保存します。
3D動画再生ソフトは、ほとんでSBSに対応していますので、保存は、SBSで保存することをお勧めします。
アナグリフで保存もできますが、動画保存は、圧縮により、どうしても混色が発生し、綺麗に左右分離できませんので、SBS保存し、再生ソフトでアナグリフ表示する方が綺麗に見えます。

ステレオ→カラーアナグリフ
もちろん、保存もできますが、保存は上述のようにお勧めしません。
本モードは、左右の位置調整等が、分かり易いので、必要に応じてご活用下さい。

ステレオ→LR/RL表示
LRのSBSと左右入れ替えたRLのSBSを縦に並べた形式です。平行法も交差法も、裸眼立体視できる人であれば、見ることができます。
また、フルカラーでそのまま見えますので、SNSで良く使われます。SNSに合わせて出力サイズ変更と組み合わせてご使用下さい。

ステレオ→グレーアナグリフ
立体感を確認するのに適したモードです。

ステレオ→Duboisアナグリフ
カラーアナグリフの一種ですが、元画像に赤や青がある時に、カラーアナグリフより見やすくなります。

ステレオ→ハーフカラーアナグリフ
カラーアナグリフの一種ですが、元画像に赤がある時に、カラーアナグリフより見やすくなります。

ステレオ→上下並び
インターレースのパッシブ3DTV等では、上下に圧縮したハーフのトップアンドボトム形式から3D変換表示が最も、高い画質で表示できます。
ということで、このモードと「ステレオ→標準/半幅/倍幅」を組み合わせて、ハーフT/B形式での出力をお勧めします。

左右調整→左右自動調整
左右画像を自動調整します。動画の場合は、自動調整値をその後の全フレームに適用します。
別のフレームで自動調整をやり直したい場合は、後述のリセットしてから、自動調整をやり直して下さい。
自動調整した後、左右矢印キーで奥行調整できます。

左右調整→左右自動色調整
左右の色見が違う場合は、Ctrl+K(この機能)を押す毎に、調整無→右画像基準→左画像基準色合わせが切り替わります。

左右調整→左/右/上/下
手動で左右の位置調整を行います。自動調整より処理が軽いので、傾き等のずれが無い場合は、こちらをご使用下さい。
自動調整と組み合わせて微調整を行う事もできます。

左右調整→調整リセット
自動調整手動調整をリセットします。

左右調整→同期調整(左進め)/同期調整(右進め)
左右別々の動画で、左右の同期が合っていない場合、Ctrl+左右矢印キーで左映像だけもしくは、右映像だけ進められますので、同期をフレーム単位で合わせる事ができます。
別の使い方としては、この機能を使って、横移動の2D動画から3D動画を作成することができます。
横に移動しながら撮影した動画は、フレーム毎に視差がありますので、横移動の2D動画を左右映像を開くで2回、同じ動画を指定して開きます。その後、この機能で片側だけ、進める事で、立体になります。移動方向によって、左を進めるか、右をすすめるかを切り替えて下さい。また、左右のフレーム差が大きくなるほど、視差も広がりますので、アナグリフモード等で、奥行を確認しながら適切な視差を設定して下さい。最後に自動調整で調整すると見やすい3D動画になりますので、お好きな方式で保存して下さい。

左右調整→SBS映像の同期調整モード
SBSでひとつの動画の左右同期調整する場合、左右映像を開くで、同じSBS動画を開くと、左右左右と4つの映像が表示されます。本モードを選択すると、左のSBSの左画像と、右のSBSの右画像が抽出され、あたかも、左右別々の左右映像として、上述の同期調整(左進め)/同期調整(右進め)により、同期調整ができるようになります。

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