ステレオムービープレーヤーFF
使い方

メニュー

項目 ショートカットキー
ファイル 開く O
左右映像を開く Ctrl+O
スライドショーリストを開く S
スライドショーリストの作成
ステレオムービーメーカーFFで開く G
ビデオ情報
設定
設定内容の消去
終了する
 
操作 全画面表示ON/OFF Enter
全画面モニタ設定 Shit+W
待機画像登録/削除 Ctrl+B
スライドショーON/OFF A
次の画像 Space
前の画像 Back Space
一時停止/再開 P
リスタート Ctrl+N
コマ送り N
シークコントロール表示/非表示 C
 
ステレオ 標準/半幅/倍幅 M
左右入替 X
左/右 左右矢印キー
調整リセット Home
片側2D画像 0
SBS表示 1
カラーアナグリフ 2
LR/RL表示 3
グレーアナグリフ 4
Duboisアナグリフ 5
ハーフカラーアナグリフ 6
上下並び 7
インターレース 8
インターレース(リサイズ無-高速) 9
 
ヘルプ バージョン情報
WEBページ
オンラインヘルプ

ファイル→開く
SBS形式の動画、静止画を開きます。
H264/265のMP4動画は、nVidiaやIntelのGPUを使ったハードウェアデコードを選択できます。ただし、ハードウェアデコードは、4K(3940x2160)までしか対応していませんので、4KのSBS動画(7680x2160)では、使えません。
nVidiaの場合は、使えない時は、自動でソフトウェアデコードが使われますが、Intelの場合は、エラーメッセージが出ると思います。
動画は、FFmpeg APIを使っていますので、H265 MP4等、最新の動画形式にも対応しています。
静止画は、Windows Imaging Component(WIC)を使って画像ファイルを開きます。Jpeg,PNG,TIFFはもちろん、拡張機能をインストールすることによりiPhone等でつかわれている.HEICファイルも開けるようになります。
映像表示は、高速処理の為、Direct2Dを使っていますが、こちらの制限により、解像度が約16000ピクセル以上は表示できませんのでご注意下さい。
アプリアイコンにSBSのファイルをドラッグドロップしたり、アプリウィンドウにSBSのファイルをドラッグドロップしてもファイルを開く事ができます。
ファイルを開くと、同じフォルダ内の動画/静止画のリストを作成しますので、スペースキー/バックスペースキーで切り替えたり、AキーでスライドショーのON/OFFを切り替える事ができます。ファイル選択ダイアログのファイルの種類に応じてリストを作ります。例えば、ファイルの種類を「Image Files」にすると、フォルダ内の静止画だけのリストになります。

ファイル→左右映像を開く
左右別々の動画/静止画を開きます。対応形式は、上記と同じです。
基本的には、左を最初に読み込んで下さい。表示は、最初の映像が左として処理します。
アプリアイコンに左右のファイルをドラッグドロップしたり、アプリウィンドウに左右のファイルをドラッグドロップしてもファイルを開く事ができます。ドロップするときに左側のファイルにマウスカーソルを当ててドロップすると左側として認識されます。
ファイルを開くと、同じフォルダ内の動画/静止画のリストを作成しますので、スペースキー/バックスペースキーで切り替えたり、AキーでスライドショーのON/OFFを切り替える事ができます。ファイル選択ダイアログのファイルの種類に応じてリストを作ります。例えば、ファイルの種類を「Video Files」にすると、フォルダ内の動画だけのリストになります。

スライドショーリストを開く
スライドショリスト(テキストファイル)を開きます。リストで指定されたファイルを順番に表示します。
静止画は、指定されたインターバルで切り替わり、動画は、最後まで再生すると切り替わります。
スライドショーリストをテキストエディッタで開き、SlideShowをOFF(0)にして開くと、自動でスライドショーを開始しません。スペースキー/バックスペースキーで手動で切り替えられます。また、AキーでスライドショーのON/OFFを切り替える事もできます。

スライドショーリストを作成
フォルダ内のファイルを選択するか、フォルダ内の全画像でスライドショーリストを作成します。
入力ファイル形式:SBS映像か、Top/Bottom映像か左右別映像かを選択します。左右別映像の場合は、同一フォルダ内で、ファイル名順に左右左右...と順番に格納されている必要があります。また左右別フォルダに格納している場合は、右のフォルダを別途、入力して下さい。この場合も、ファイル名順にペアを作りますので、順番に格納されている必要があります。
表示映像の横幅:元映像の横幅を変更して表示します。
変更無→直前の設定に従います。
元映像と同じ幅→元映像の横幅と同じ横幅で表示します。変更無とは違い、こちらは、強制的に同じ幅で表示します。
元映像の半幅→元映像の横幅の半分の横幅で表示します。通常幅の映像を3D TV等、ハーフSBSで表示したい時や、ハーフT/Bの映像を通常幅で表示したい時等にご使用下さい。
元映像の倍幅→元映像の横幅の倍の横幅で表示します。ハーフSBSの映像を通常幅で表示したい時等にご使用下さい。
スライドショー間隔:各静止画の表示インターバルを0.1秒単位で設定します。0の場合は、メニューの設定で入力された値が使用されます。動画の場合は、表示インターバルに関係なく、最後まで再生すると次の映像に切り替わります。
左右交換:左右を逆にして表示します。
リスト中の画像ファイルをフルパスで表示する:これをチェックしないと、スライドショーリストには、ファイル名だけが入力され、フォルダは、スライドショーリストの格納フォルダと同じとして処理される。
リスト中の画像ファイル名を小文字にする:リスト中の画像ファイル名を小文字にする
スライドショーリスト:参照ボタンもしくは、直接、ファイル名を入力する。ファイル名の拡張子は、必ず「.txt」として下さい。
編集:テキストファイル(拡張子 .txt)に関連付けられたアプリが起動し、テキストエディッタで直接、リストを編集することができます。
削除:リストファイルを削除します。選択画像追加開始ボタンは、既存のリストファイルに選択した画像ファイルを追加していきますので、新しく作り直したい時は、削除してから、追加開始ボタンを押して下さい。
選択画像追加開始:選択した動画や静止画ファイルをスライドショーリストに追加します。CtrlやShiftキーを押しながらマウスクリックすることで、複数選択もできます。
全画像追加開始:ファイルの種類に応じたフォルダ内のファイルを全て、リストに追加します。例えば、ファイルの種類を「Image Files」にすると、フォルダ内の静止画だけがリストに追加されます。
スライドショーリストは、テキストファイルですので、テキストエディッタで直接、編集することもできます。
スライドショーリストの説明はこちらをご覧下さい。

ファイル→ステレオムービーメーカーFFで開く
現在表示中のメディアファイルを「ステレオムービーメーカーFF」で開きます。
動画を再調整した場合等にご利用下さい。

ファイル→ビデオ情報
同梱されている「ffprobe.exe」を使って、表示中の動画情報を取得し、表示します。
直接、ダイアログに動画ファイルをドロップしても、その動画の情報を表示することができます。

ファイル→設定
スライドショーのインターバルを0.1秒単位で設定します。

ファイル→設定内容の消去
各種設定は、レジストリに保存されますが、これらの設定を全て削除します。
動作がおかしくなって、原因不明の時は、設定内容を消去して初期状態に戻してお試し下さい。

ファイル→終了する
アプリを終了します。

操作→全画面表示ON/OFF
全画面表示をONします。通常表示に戻す時は、Enterキーを押して下さい。

操作→全画面モニタ設定
全画面表示に使用するモニタを選択します。マルチモニタ環境であれば、複数のモニタを選択することができます。
2台のプロジェクタで上映する場合は、2台のプロジェクタを選択し、SBS表示すれば、左右映像が2台のプロジェクタに分離して上映されます。

操作→待機画像登録/削除
ステレオムービープレーヤーFFと同じフォルダに、「intermission_image.jpg」というSBS画像があると、起動時に、その画像を待機画像(動画再生終了時に、表示する画像)として登録します。
待機画像の保存登録 : 予め静止画を表示し、このメニューを選択すると、ステレオムービープレーヤーFFと同じフォルダに、「intermission_image.jpg」という名前で保存し、その画像を待機画像(動画再生終了時に、表示する画像)として登録します。
待機画像の確認表示 : 待機画像が登録されているか、もしくは、どの画像が登録されているかを確認する為に「intermission_image.jpg」を表示します。
待機画像の登録削除 : 「intermission_image.jpg」を削除し、待機画像の登録を解除します。動画終了時は、最後の画像を表示します。

操作→スライドショーON/OFF
上述のように、映像ファイルを開くと、そのフォルダ内の映像ファイルを内部で自動的にリスト化します。
これを選択すると、そのリストを元に、スライドショーをスタート/ストップさせることができます。
もちろん、スライドショーリストを開いて、スタート/ストップすることもできます。

操作→次の映像
スライドショーリストを開いた時は、リストで指定された次の映像に切り替わる。
映像を開いた時は、同じフォルダ内の映像をファイルの種類に応じて内部でファイル名順にリスト化し、次の映像に切り替わる。

操作→前の映像
スライドショーリストを開いた時は、リストで指定された前の映像に切り替わる。
映像を開いた時は、同じフォルダ内の映像をファイルの種類に応じて内部でファイル名順にリスト化し、前の映像に切り替わる。

操作→一時停止/再開
動画の一時停止、再開です。Pキーで一時停止/再開できます。また、コントロールパネルから操作することもできます。

操作→リスタート
動画を最初から再生します。Ctrl+Nキーでも操作できます。またコントロールパネルから操作することもできます。

操作→コマ送り
動画をフレーム単位でコマ送りします。Nキーを押す毎にコマ送りします。(戻す場合は、後述のシークコントロールで戻して下さい)

操作→コントロールパネル表示/非表示
コントロールパネルを表示/非表示を切り替えます。Cキーを押す毎に表示/非表示が切り替わりますので、邪魔な時は消して下さい。
コントロールパネル右上のX(閉じる)ボタンを押しても閉じる事ができます。
動画の再生位置のコントロール、ボリュームコントロール、各種操作ができます。
また、コントロールパネルに、ファイルをドラッグすることで、そのファイルに切り替えられます。
例えば、ノートPCにプロジェクタを接続し、上映する場合は、ノートPCにコントールパネルを表示して、上映をコントロールすることを想定しています。
また、動画のフレームドロップ数や、1フレームあたりの処理時間を表示するようにしています。
1フレームあたりの処理時間は、10フレーム計測し、その最大値を表示します。
例えば、30fpsの場合、約33mS毎にフレームが切り替わりますので、33mS以下で処理が完了すれば、フレームドロップしないで表示することができます。
ただし、ソフトウェアデコードを使用した場合等、デコードに時間がかかる場合は、フレームドロップしないので、単純に再生が遅くなり、音声が追従できなくなります。なので、音声が途切れる状態は、デコードが間に合っていません。

ステレオ→標準/半幅/倍幅
表示画像の横幅を入力画像の半分もしくは、倍にします。Mキーを押す毎に、標準→半幅→倍幅が順に切り替わります。

ステレオ→左右入替
Xキーを押す毎に左右が入れ替わります。ウィンドウタイトルバーの左に現在の状態が表示されます。入力状態(LR)、入替状態(RL)となります。

ステレオ→左/右
基本的に、このステレオムービープレーヤーFFは、既に位置調整済の映像を上映する為のソフトです。
ということで、この機能は、調整の為でなく、フローティングウィンドウの設定用です。上映面に対し、映像を手前に表示したい等の場合にご使用下さい。

ステレオ→調整リセット
上記、フローティングウィンドウ設定をリセットします。

ステレオ→片側2D画像
片側の2D画像を表示します。

ステレオ→SBS表示
左右画像をSBSで表示します。
このプレーヤーは、3D上映を主な目的としています。
ということで、ハーフもしくは、フルのSBS表示がもっともパフォーマンスが高くなるように設計されています。
上述のnVidiaやIntelのGPUによるハードウェアデコードと組み合わせ、フルHDのSBS(3840x1080) 60FPSがコマ落ちなく再生可能となります。もちろん、そこそこのPCパワーは必要です。

ステレオ→カラーアナグリフ
オーソドックスなカラーアナグリフ表示です。

ステレオ→LR/RL表示
LRのSBSと左右入れ替えたRLのSBSを縦に並べた形式です。平行法も交差法も、裸眼立体視できる人であれば、見ることができます。

ステレオ→グレーアナグリフ
立体感を確認するのに適したモードです。

ステレオ→Duboisアナグリフ
カラーアナグリフの一種ですが、元画像に赤や青がある時に、カラーアナグリフより見やすくなります。

ステレオ→ハーフカラーアナグリフ
カラーアナグリフの一種ですが、元画像に赤がある時に、カラーアナグリフより見やすくなります。

ステレオ→上下並び
インターレースのパッシブ3DTV等では、上下に圧縮したハーフのトップアンドボトム形式から3D変換表示が最も、高い画質で表示できます。
ということで、このモードと「ステレオ→標準/半幅/倍幅」を組み合わせて、ハーフT/B形式での出力をお勧めします。
このモードも、SBSと同様のパフォーマンスがでるようになっています。

ステレオ→インターレース
インターレース方式のパッシブ3Dモニタ用のインターレース表示です。
表示サイズにリサイズしてからインターレース処理する必要があるため、他の表示方式に比べ処理時間がかかります。パフォーマンスの問題がある場合は、次の「インターレース(リサイズ無-高速)」をご使用下さい。

ステレオ→インターレース(リサイズ無-高速)
インターレース方式のパッシブ3Dモニタ用のインターレース表示です。
リサイズ処理を省略することで、高速表示を実現しています。表示サイズより大きな映像は、全て表示できないので、上記「インターレース」を使用するか、あらかじめ、ステレオムービーメーカーFF等で、元映像を表示サイズに合わせて、リサイズして下さい。

ヘルプ→バージョン情報
このソフトのバージョン情報を表示します。

ヘルプ→WEBページ
ステレオムービーメーカーFFのWEBページを開きます

ヘルプ→オンラインヘルプ
このページを開きます。


スライドショーリストの説明

スライドショーリストは、メニューのファイル→スライドショーリストの作成で作成できます。
次のオプションは、作成したスライドショーリストを、テキストエディッタで手動で設定して下さい。

[SlideShowList;;]
スライドショーリストであることを示します。削除しないで下さい。
[BGMusic;sample.mid;;]
BGM用の音楽ファイルを指定します。midiやmp3も使えると思います。
スライドショーの間、再生します。
行の先頭に//を追加するとこの行を無視し、BGMは無しとなります。
[MovieBGMStop;1;;]
この値を1にすると、動画再生中は、BGMを一時停止します。
0だと、動画再生中もBGMは鳴り続けます。
設定しない場合は、0となります。
[Repeat;1;;]
この値を1にすると、スライドショーの最後まで行くと最初に戻って、繰り返します。0だと、最後まで行くと終了します。
設定しない場合は、0となります。
[SlideShow;1;;]
1をセットすると、自動的にスライドショーをスタートします。
この項目を含めないもしくは、0をセットすると、スライドショーは自動的にスタートしません。スペースキーによる手動送り、もしくは、Aキーを押してスライドショーをスタートさせて下さい。
[ShowWidth;0;;]
スライドショーリストを開いた時に、表示映像の横幅を指定します。ただし、リスト上の個別の映像に表示映像の横幅が指定されると、そこで設定が変わりますのでご注意下さい。
リスト上の個別の映像に表示映像の横幅を0(変更無)として、この設定で、指定する等を想定しています。
0:変更無→直前の設定に従います。
1:元映像と同じ幅→元映像の横幅と同じ横幅で表示します。
2:元映像の半幅→元映像の横幅の半分の横幅で表示します。
3:元映像の倍幅→元映像の横幅の倍の横幅で表示します。
[ShowStereoType;1;;]
表示するステレオ表示形式を指定します。
0 2D
1 横並び表示
2 カラーアナグリフ(赤-シアン)
3 LR/RL表示
4 グレーアナグリフ(赤-シアン)
5 Duboisアナグリフ(赤-シアン)
6 ハーフカラーアナグリフ(赤-シアン)
7 上下表示
8 インターレース
9 インターレース(リサイズ無、高速)
行の先頭に//を追加するとこの行を無視し、最後に使用したモードを使用します。
[11;65;0;2;0;IMG_4035.jpg;;;]
[21;60;0;2;0;IMG_0002_L.jpg;IMG_0002_R.jpg;;;]
個別の映像ファイルを指定します。
11:SBSステレオ映像 12:T/Bステレオ映像 21:左右別映像
65:スライドショーインターバル 65x0.1=6.5秒間隔 (動画の場合は、スライドショーインターバルに関係なく、最後まで再生すると次の映像に切り替わります)
0:左右入替え無し、入替える場合は1
2:表示映像の横幅:設定方法は、上記[ShowWidth]と同じ
0:未使用
IMG_4035.jpg:映像ファイル