3D Depth Viewer(2D to 3D変換対応)

Ver 1.3 — ヘルプ & リファレンス(日本語)
🇺🇸 English

🎯 概要

3D Depth Viewer は、ブラウザ上で動作するRGBD(2D+Depth)画像を3D変換する画像・動画ビューアです。 サイドバイサイド(SBS)、アナグリフ、パララックスバリア、インターレース方式など 多彩な3D表示フォーマットに対応しています。

さらに、ブラウザ内でAIデプス推定を実行し、通常の2D写真を自動的に3D立体視画像へ 変換する機能も搭載しています。インストール不要で、WebGL / WebGPU を使って すべてブラウザ内で完結します。 モバイル端末でのAI深度推定は難しいようです。

💡 ツールバーは数秒操作がないと自動的に非表示になります。マウスを動かすか、画面をタップすると再表示されます。

🔧 ツールバー

ツールバーは画面上部に表示されます。各メニューをホバー(またはタップ)するとサブメニューが開きます。

メインボタン

ボタン機能
✕(閉じる)前のページへ戻る
⏺ Rec現在の3D映像を動画ファイルとして録画
⛶ フルスクリーン全画面表示のオン/オフ
⊡ Fit画像を画面に合わせてフィット表示
⇄ L/R左右の映像チャンネルを入れ替え
↔ FR深度方向の反転(手前・奥を入れ替え)
◀ / ▶前の画像/次の画像へ移動

ドロップダウンメニュー

メニュー機能
Stereo ▾3D表示フォーマットの選択(下記参照)
Slide ▾スライドショー間隔:オフ / 3 / 5 / 7 / 10 秒
File ▾画像・動画ファイルの読み込み
Help ▾ヘルプページを開く、バージョン情報、設定リセット

👓 立体視モード

お使いのディスプレイやメガネに合わせてモードを選択してください。

2D+Depth
深度プレビュー — 深度マップを重ねた2D表示
SBS
フル幅サイドバイサイド(SBS対応ヘッドセット・TVなど)
HSBS
半幅サイドバイサイド(ハーフSBS対応ディスプレイ)
LR/RL
左右反転(交差法・平行法の裸眼立体視)
Dubois
低ゴーストアナグリフ(赤青メガネ推奨)
Color
カラーアナグリフ(赤青メガネ)
Gray
グレースケールアナグリフ(赤青メガネ)
H_Int
水平インターレース(行インターリーブ式3Dディスプレイ)
3DLCD
列インターリーブ式(裸眼立体視LCD)
🔄 キーボードの S キーを押すと立体視モードを順番に切り替えられます。

📂 ファイルの読み込み

ファイルの読み込みは以下の方法で行えます。複数ファイルを読み込むこともできます。複数ファイルを読み込むと、ファイル送り/戻し、スライドショーができます。

File メニューから

項目説明
Full SBSフル幅サイドバイサイド形式のRGBD画像・動画
Half SBS半幅サイドバイサイド形式のRGBD画像・動画
Full T/Bフル高さトップボトム形式のRGBD画像・動画
Half T/B半高さトップボトム形式のRGBD画像・動画
AI 2D→3D通常の2D写真をAIデプス推定で3D変換

ドラッグ & ドロップ

画像ファイルや動画ファイルをビューア画面に直接ドラッグ&ドロップして開くことができます。 複数ファイルを一度にドロップするとファイル送り/戻しやスライドショーができます。 最後にFileメニューから選択した形式のファイルとして変換表示します。

🎛️ Depth・Focus スライダー

スライダーパネルは画面下部に表示されます。 スライダーを操作中は自動非表示になりません。

Depth(0~100)

立体視の奥行き量(視差)を調整します。値を大きくすると3D効果が強くなり、 小さくすると平面に近づきます。 キーボードの矢印キーで細かく調整できます。C または Home でリセット。

Focus(0~255)

左右の像が一致する点(ゼロ視差面)を制御します。

各スライダーには Reset ボタンがあり、デフォルト値に戻せます。

⚠️
SBS・HSBS・LR/RL モードもFocus調整が有効です。 アナグリフやインターレースと同様にリアルタイムでシェーダーに反映されます。

▶️ 動画コントロール

動画コントロールボタンは動画を読み込んだときのみツールバーに表示されます。 静止画表示時は自動的に非表示になります。

ボタン機能
▶ 再生 / ⏸ 一時停止動画の再生・一時停止を切り替え
⏹ 停止再生を停止して先頭に戻る
🔊 音量+音量を10%上げる
🔉 音量−音量を10%下げる
🔇 ミュートミュートのオン/オフ

スライダーパネル上部のプログレスバーで再生位置を確認・シークできます。 静止画表示時はプログレスバーも非表示(クリア)になります。

⌨️ キーボードショートカット

キー動作
Space / ¥次の画像・動画へ
Backspace / ;前の画像・動画へ
S立体視モードを順番に切り替え
P / 動画の再生・一時停止
Enterフルスクリーンのオン/オフ
F画像をフィット表示
Hアスペクト比を切り替え(SBS / Top-Bottom / 通常)
W深度方向の反転(手前・奥を入れ替え)
X左右チャンネルを入れ替え
/ 深度(Depth)を増やす
/ 深度(Depth)を減らす
K画像を時計回りに回転
L画像を反時計回りに回転
C / Home深度・回転をデフォルトにリセット
Mツールバー・スライダーの表示/非表示
Q終了(ブラウザの履歴を戻る)
Numpad 0〜9スライドショー間隔設定(0=オフ、1〜9=秒数)

🖱️ タッチ・マウス操作

マウス操作

操作効果
左ボタンドラッグ画像をパン(移動)
スクロールホイールズームイン/アウト
マウスを動かすツールバーを表示(自動非表示タイマーをリセット)

タッチ操作(スマートフォン・タブレット)

ジェスチャー効果
1本指でドラッグ画像をパン(移動)
ピンチイン/アウトズームイン/アウト
タップツールバーを表示
📱 スマートフォンでは、ホーム画面に追加することでアプリのように全画面で使用できます(apple-mobile-web-app-capable 対応)。

🤖 AI 2D→3D 変換

AI 2D→3D 機能は、Depth Anything V2 Small モデル(Transformers.js経由)を 使って通常の写真から深度マップを推定し、ブラウザ内でリアルタイムに立体視画像として表示します。

使い方

  1. File ▾ → AI 2D→3D を選択し、2D写真ファイルを指定します。
  2. 初回のみ:確認ダイアログが表示されます。 AIモデルのデータ(合計約100GB)のダウンロードが必要であることを案内します。 内容を確認して「OK」を押してください。
  3. モデルデータはブラウザにキャッシュされます。2回目以降はダウンロード不要です。
  4. 深度マップが推定され、選択中の立体視モードで3D表示されます。
⚠️
初回ダウンロード:約100GB
モデルファイルは大容量です。ダウンロード前に十分なディスク容量と 高速なインターネット接続をご確認ください。 確認ダイアログはキャッシュ済みの場合は表示されません。

処理速度について

対応ブラウザでは WebGPU(GPU高速処理)を自動的に使用します。 非対応の場合は WASM / CPU モードで動作します。 WebGPUが使用できる環境では処理が大幅に高速になります。

📦 使用オープンソースライブラリ・謝辞

3D Depth Viewer は以下の優れたオープンソースプロジェクトを利用しています。 各プロジェクトの開発者・コントリビューターの皆様に深く感謝いたします。

🔺
Three.js
MIT License
WebGLベースの3Dレンダリングエンジン。立体視シェーダー、カメラ制御、 テクスチャ管理などコアとなる3D描画処理全般に使用しています。
https://threejs.org/
🤗
Transformers.js
Apache 2.0 License
Hugging FaceによるJavaScript機械学習ライブラリ。ONNX Runtime Webを通じて AIモデルをブラウザ内で直接実行するために使用しています。
https://huggingface.co/docs/transformers.js
🔭
Depth Anything V2 Small
Apache 2.0 License
Depth Anything Teamによる最先端の単眼深度推定モデル。 AI 2D→3D変換機能の深度マップ生成に使用しています。
https://depth-anything-v2.github.io/
モデル:onnx-community/depth-anything-v2-small
📋
各ライブラリはそれぞれのライセンスに従って使用しています。 ライセンス全文は各プロジェクトの公式ページをご参照ください。 Depth Anything V2 モデルデータおよびTransformers.jsランタイムは、 Hugging Face Hub および CDN から取得されます。